栽培・管理方法


鉢で育てる 庭で育てる
置き場所 植え場所
 通年屋外で管理します。夏は半日陰、その他の時期は十分に日の当たる場所に置きます。冬は雪で枝が折れないように軒下などに移動します。
 雨に当てると花が痛みますので、花を観賞する時は軒下や涼しい室内に置きます。室内で鑑賞した後は、屋外の半日陰に1週間ほど置き、徐々に日光に当てるようにします。
少なくとも午前中は日が当たる場所で、腐食室に富んだ、排水の良い場所が適しています。日陰では、花つきが悪くなります。また、石灰質を嫌いますので、コンクリート枠などの近くや石炭を施した畑は避けた方が良いでしょう。
水やり 水やり
 春と秋は2日に一度を目安に、また夏場は毎日、暑い日中を避けて朝か夕方に表土が乾いたら葉水を兼ねてたっぷりと行います。花が痛みますので、開花中は花に水がかからないように注意します。 夏場、極端に乾燥する時以外には不要です。やる時は土壌にしみ込むまで十分に与えます。
植え替え 植え付け
 根鉢を1/3ほどくずして、赤玉土(細粒)、鹿沼土(細粒)、ピートモス、腐葉土を4:2:2:2の割り合いで混合した用土、または市販の鉢植え培養土と赤玉土(細粒)を3:1に混合した用土で植え付けます。盆栽は鹿沼土(細粒)を赤玉土(細粒)等量混ぜた用土を用います。植え替えは2年に一度が目安です。適期は花後から5月一杯、または9月下旬から10月です。 3月下旬から入梅時期、または9月下旬から10月が適期です。根鉢の2倍の直径、深さの植え穴を掘り、元肥として腐葉土やピートモスを植え土に混合し、根鉢を1/3ほどくずして、植え付けます。ツツジの根は地表近くに張り、空気を好みますので、深植えは禁物です。